骨格ウェーブマーメイドスカート商品一覧
骨格ウェーブの方がマーメイドスカートを着こなすためには、骨格ウェーブの弱点をカバーできるアイテムを選ぶことが大切です。ここでは、骨格ウェーブに似合うマーメイドスカートのおすすめをピックアップしたので、ぜひチェックしてください。
骨格ウェーブにマーメイドスカートが似合わないといわれるのはなぜ?
骨格ウェーブの方がマーメイドスカートを試着して「事故る」と感じてしまうのには、骨格ウェーブ特有の体型的な特徴が関係しています。
主な理由は次の3点です。
ぽっこりお腹が強調されるから
腰張りと太もものラインを拾いすぎるから
重心が下に寄るから
それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。
ぽっこりお腹が強調されるから
骨格ウェーブの方は、ウエスト位置が低めで下腹部に脂肪がつきやすい傾向があります。
一般的なマーメイドスカートは、身体のラインにフィットするように作られており、ぽっこりお腹のシルエットをそのまま拾いやすい傾向があります。
特に薄手の素材やフィット感が強いデザインであれば、その傾向が一層強く出るでしょう。
結果として、お腹の部分だけが前に突き出て見え、スタイル全体が悪く見えてしまうことがあります。
腰張りと太もものラインを拾いすぎるから
骨格ウェーブの体型は、重心が下半身にあり、腰が横に張りやすく、太ももの付け根のラインが気になるという特徴があります。
多くのマーメイドスカートは、腰から太ももにかけてタイトなシルエットで作られています。
そのため、自身の体型にフィットしすぎると、コンプレックスに感じている腰張りや太もものラインを、かえって必要以上に強調してしまうのです。
お尻が横に大きく見えたり、下半身全体が太って見えたりすることがあるため、似合わないと感じることがあります。
重心が下に寄るから
骨格ウェーブの方は、もともと重心が低い位置にあるのが特徴です。
一般的なマーメイドスカートは、裾が広がり始める「切り替え」の位置が、膝下など低い位置に設定されているデザインが多く見られます。
この低い切り替え位置が、元々の下重心をさらに下に引っ張るように作用することで全体のバランスが悪くなり、脚が短く見えてしまうことがあります。
骨格ウェーブに似合うマーメイドスカートの特徴
ここまで、マーメイドスカートが骨格ウェーブに似合わないと言われる理由について解説してきました。
似合わない理由があるということは、それらをすべて打ち消せるものであれば、骨格ウェーブでもマーメイドスカートを着こなせるということです。
実は、骨格ウェーブの弱点をカバーできるマーメイドスカートは存在します。そのため、いくつかの点に注意すれば、骨格ウェーブの方でも履きこなすことができるでしょう。
ここからは、似合うマーメイドスカートを選ぶための具体的な特徴を詳しく解説します。
適度な厚みとハリのある素材
骨格ウェーブの方がマーメイドスカートを選ぶ際は、身体のラインを拾いすぎない、適度な厚みとハリのある素材がおすすめです。
具体的には、落ち感のあるポリエステル、少し厚手のツイード、またはしっかりとしたポンチ素材などが適しているでしょう。
これらの素材は、気になるラインを拾わずに体型を補正し、綺麗なシルエットを作ってくれます。
逆に、薄く柔らかすぎる素材は、ぽっこりお腹や腰張りといった気になる部分のシルエットを、そのまま映し出してしまいます。
たとえば、テロテロとしている薄手のレーヨン素材や、体にフィットしすぎる薄手のカットソー素材のような商品は選ばないようにしましょう。
ハイウエスト&幅広デザイン
ウエストのデザインは、ぽっこりお腹をカバーし、重心を高く見せるために非常に重要なポイントです。
骨格ウェーブの方は、必ずハイウエストのデザインを選ぶようにしましょう。
ウエスト位置を実際よりも高く設定することで、視線が上がり、脚長効果が期待できます。
さらに、ウエストベルト部分の幅が広いデザインは、気になる下腹部をフラットに押さえ、スッキリと見せてくれる効果があります。
トップスをタックインした際も、このデザインがウエスト周りを綺麗に整えてくれるでしょう。
マーメイドが高めの位置から始まる
重心のバランスを整えるためには、マーメイドラインの「切り替え」が高めの位置から始まるデザインを選ぶことが重要です。
「似合わない理由」でも解説したように、切り替えが低いと重心が下がって見えてしまいます。
理想的なのは、太ももの中間あたり、あるいは膝上から、緩やかにフレアが広がり始めるデザインです。
これにより、目線が自然と上に集まり、スタイルアップする効果が期待できるでしょう。
腰回りがタイトすぎない
腰張りや太もものラインを強調させないためには、腰回りのシルエットに「適度なゆとり」があることが大切です。
腰から太ももにかけてがタイトすぎると、身体のラインが強調され、パツパツとした窮屈な印象になってしまいます。
タイトスカートのように直線的なラインを選ぶのではなく、ヒップラインに適度なゆとりを持たせつつ、裾に向かって自然に広がるシルエットを選びましょう。
試着ができる場合は、腰回りに少し余裕があるかどうかを確認することが重要です。
足首が見える丈
骨格ウェーブの方には、足元に抜け感の出る、足首が見える丈がおすすめです。
くるぶしまで完全に隠れるようなマキシ丈は、下重心の体型をさらに強調し、重たい印象を与えてしまう可能性があります。
ミモレ丈やアンクル丈を選び、足首の一番細い部分を見せることで、全体がスッキリと軽やかなバランスに整います。
また、合わせる靴も見えやすくなるため、コーディネートの幅も広がるでしょう。
骨格ウェーブのスタイルアップを叶えるコーデ術
ここでは、骨格ウェーブのスタイルアップを叶えるコーディネート術を3つのポイントで紹介します。
重心を上げるトップスの選び方
バランスを整える靴・小物の合わせ方
【写真で比較】失敗コーデと成功コーデ
それぞれの内容を具体的に解説します。
重心を上げるトップスの選び方
マーメイドスカートのコーディネートを成功させる鍵は、いかに「重心を上げる」かにかかっています。
骨格ウェーブの方は上半身が華奢なため、フィット感のあるトップスが得意です。そのため、なるべくコンパクトなものを選びましょう。
具体的には、リブニットやショート丈のカーディガン、またはブラウスをハイウエストのスカートにしっかりとタックインするスタイルがおすすめです。
目線を上に集めることで、スカートと合わせた際の全体バランスが格段に良くなるでしょう。
バランスを整える靴・小物の合わせ方
足元のアイテム選びも、スタイルアップには欠かせない要素です。
下重心をカバーし、脚を長く見せるためには、ヒールのある靴が効果的です。パンプスやショートブーツ、あるいは厚底のスニーカーなどを選び、足元に高さをプラスして全体のバランスを整えましょう。
また、ネックレスやイヤリングなどで顔周りに視線を集めることも、重心アップにつながるテクニックです。
全体のバランスを見て、足元や小物で最終調整を行いましょう。
骨格ウェーブに似合うマーメイドスカートが購入できるブランド
ここでは、骨格ウェーブに似合うマーメイドスカートを探す際に、選択肢となる可能性のあるブランドを紹介します。
ただし、骨格ウェーブ専門のブランド以外は、自身の体型に合うかを慎重に見極める必要があります。
GU
ユニクロ
GRL(グレイル)
SNIDEL(スナイデル)
それぞれのブランドで選ぶ際の注意点などを解説します。
GU
トレンドアイテムが手頃な価格で見つかる「GU」では、マーメイドスカートも多く展開されています。
価格も手頃なため、とりあえず試してみたいと考える方におすすめのブランドです。
ただし、GUのアイテムは幅広い体型の方に向けて作られているため、必ずしも骨格ウェーブの方におすすめできる商品とは限りません。
骨格ウェーブの方は、必ず試着をして「選び方の特徴」で解説したポイントに合致することをチェックするようにしてください。
ユニクロ
「ユニクロ」は、シンプルで質の良いアイテムが揃うブランドです。
ユニクロのスカートは、ベーシックなデザインが多い反面、骨格ウェーブの悩みに特化して作られているわけではありません。
GUと同様に、試着は必須といえるでしょう。
ストレッチが効きすぎている素材は、お腹や腰のラインを拾いやすいため、適度なハリ感があるかを確認しましょう。
ハイウエスト設計になっているかどうかも、重要なチェックポイントです。
GRL(グレイル)
「GRL(グレイル)」は、トレンドのデザインを非常に手頃な価格で提供しているブランドです。
デザインのバリエーションが豊富で、ハイウエストやマーメイドデザインも多く見つかります。
一方で、通販がメインのため試着ができません。
サイトの写真やレビューをよく確認し、特に「素材感」と「切り替え位置」をチェックする必要があります。
価格が手頃な分、素材が薄手である可能性も考慮し、慎重に選ぶとよいでしょう。
SNAIDEL(スナイデル)
「SNIDEL(スナイデル)」は、骨格ウェーブが得意とするフェミニンで華やかなデザインが多いブランドです。
マーメイドスカートもブランドの代表的なアイテムの一つであり、デザイン性が高いのが魅力です。
ハイウエスト設計や、切り替え位置に工夫があるものも多い傾向にあります。
ただし、デザインによってはレースや非常に柔らかい素材を使用している場合もあるため、ご自身の体型でラインを拾いすぎないか確認が必要です。
骨格ウェーブとスカート選びによくある質問
最後に、骨格ウェーブのスカート選びに関して、読者の方からよく寄せられる質問にお答えします。
タイトスカートとの違いは?
ストレートやナチュラルが似合うと言われる理由は?
マーメイド以外で本当に似合うスカートは?
それぞれの疑問について、簡潔に解説します。
タイトスカートとの違いは?
タイトスカートとマーメイドスカートは、シルエットが異なります。
タイトスカートは腰から裾までが直線的なIラインであるのに対し、マーメイドスカートは裾が魚の尾のように広がっています。
骨格ウェーブの方は、腰張りや太もものラインを強調しやすいIラインのタイトスカートは、難易度が高い傾向にあります。
選び方のポイントさえ押さえれば、裾にボリュームが出るマーメイドスカートの方が、全体のバランスが取りやすいといえるでしょう。
ストレートやナチュラルが似合うといわれる理由は?
骨格ストレートやナチュラルの方がマーメイドスカートは似合うといわれるのは、それぞれの体型の特徴が、マーメイドスカートのデザインと相性が良いためです。
骨格ストレートの方は、体にメリハリがあるため、腰回りがフィットするタイトなシルエットも得意とされています。
骨格ナチュラルの方は、しっかりとした骨格のフレームを持っており、重心の偏りも少ないため、デザイン性の高いスカートもバランス良く着こなしやすいといえるでしょう。
マーメイドスカート以外で本当に似合うスカートは?
マーメイドスカート以外にも、骨格ウェーブの魅力を引き出すスカートは多くあります。
特に得意とされるのは、ウエスト位置が高く、ふんわりと広がる「フレアスカート」や「Aラインスカート」です。
これらのスカートは、気になる腰張りや太ももを自然にカバーしつつ、華奢な上半身とのコントラストでスタイルアップを叶えてくれます。
素材は、シフォンやレースなど、骨格ウェーブの柔らかい肌質に合う、軽やかなものを選ぶのがおすすめです。